ここでは、キャッシングを「とにかくお得に借りたい」という場合のコツについてご紹介します。

お金を借りたら、必ず返済をしなくてはいけませんよね。 しかも、返済の際には借りた額に加えて、金利(利息)分を余計に支払うことになります。 …ということは、この金利が低ければ低いほど返済額が減ることに繋がります。

お得に借りるには、金利に注目してキャッシングを選ぶことが大切だということが言えるわけです。 じゃあ金利が低いところを探してお金を借りましょう…という話になるのですが、ここで気をつけたいのが金利の見方なんです。 もう少し詳しくご説明していきましょう。

上限金利と下限金利の仕組み

硬貨

金利は通常「何%」というパーセンテージで表示されます。 この数字が低ければそれだけ金利が低いことになります。

キャッシングの広告などを見ると、「年利4.7%〜18.0%」や「年利6.5%〜17.8%」などと幅を持たせた表示になっているのが実際のところです。

A社の「年利4.7%〜18.0%」とB社の「年利6.5%〜17.8%」のキャッシング会社では、一体どちらがお得になるのか…すぐにはわかりづらいですよね。 ここで上限金利と下限金利について勉強しましょう。 上限金利とは最も高い金利のことですから、あげた例で言いますと、18.0%が上限金利ということになります。 一方下限金利は最も低い金利ですから、4.7%の部分にあたります。

一般的に、借りた額が多ければ多いほど金利は低くなりますので、下限金利に限りなく近づいていきます。 借りた額が少なければそれだけ金利は高くなりますから、逆に上限金利に近い金利が適用されることになります。

おわかりでしょうか? 同じキャッシング会社でも、借りる額によって適用される金利が異なってくるのです。 つまり、キャッシングを少額で利用する場合には「上限金利が低い」キャッシングを探し、逆に高額を借りる場合には「下限金利が低い」キャッシングを探せばよいということになります。

先にあげた例A社「年利4.7%〜18.0%」とB社「年利6.5%〜17.8%」も、借りる金額によってどちらを利用すればお得になるのかが変わってくるのです。 少額を借りようとするならば、上限金利が低い方…つまりB社から借りた方がお得になりますし、逆に高額の場合には下限金利が低いA社の方が得をするということになります。

まずはこの上限金利と下限金利の仕組みを把握し、さらに借りる額も考慮した上で、キャッシング会社選びをすることをお勧めします。

無利息サービスの利用

最近では、借りてからおよそ1ヶ月間程度の間は金利が付かない…つまり無利息でお金を借りられるという無利息期間を設けているキャッシング会社も多く存在します。

お金を借りる際に最も減らしたい利息の部分がタダになるというこのサービスは、上手に利用すればとても重宝するサービスです。 無利息期間中に返済を済ませてしまえば、利息は付きませんので、ATM感覚でお金を借りることも可能なのです。

この無利息サービスを上手に利用して、お得にキャッシングをしてみましょう。 ただし、無利息サービスが適用されるには一定の条件を満たさなくてはならないという場合もありますので、事前にきちんと確認してみることをお勧めします。